iPhoneアプリを開発するにあたって、まずは必要となるiOS SDKのダウンロードを行います。
iOS SDKは、Mac OS(現状の最新である4.1では10.6 Snow Leopard)でのみ動作します。
iOS SDKのベースとなるのは、Cのコンパイラですので、Windows環境でも開発環境を構築できないことはありませんが、インターフェースビルダーなど、便利なツールが使えないのでMacで行う方が簡単です。
では、早速、iOS SDKをダウンロードしましょう。
iOS Dev Centerにアクセスし、ログインすると、iOS SDKに関する画面が表示されます。
次にリリースされるiOSのbeta版もタイミングにより公開されていますが、ストアに公開するアプリケーションはベータ版ではないものでビルド(コンパイル:プログラムコードを動作可能なモジュールに構築)する必要があります。
上記スクリーンショットでは、iOS SDK 4.1が正式版となりますので、こちらをインストールします。
SDKのダウンロードは、画面の下の方にあるXcode and iOS SDK 4.1(バージョン番号はタイミングによって変わります)から行います。
ここでは、4つのダウンロード項目がありますが、一番上のXcode 3.2.4 and iOS SDK 4.1と書かれたものがSDK本体です。
iOS SDKは、容量も大きいのでダウンロードにそれなりに時間がかかります。
ダウンロードが完了したら、通常のMacアプリケーションと同様にインストールを行います。
iOS SDKは、インストールが完了しても、アプリケーションフォルダには格納されません。
主要なツールがインストールされるのは、以下の場所となります。
- XcodeおよびInterface Builder
/Developer/Applications - iPhone Simulator
/Developer/Platforms/iPhoneSimulator.platform/Developer/Applications
ここまでで、iOS SDKのダウンロードとインストールは完了です。
開発には、上記ツールを使います。
「iOS SDKのダウンロードとインストールは完了です」?意味が分からない。全然できない。ダウンロードから説明して。
申し訳ございませんがこちらのページは開発者向けですので、表示されるメッセージどおりに操作すれば良い手順は割愛させていただいています。
この記事自体はXcode3の頃に書かれたものであり、最新版では手順が異なり、Mac AppStoreからのインストールとなっています。