アップルに開発者登録を行なう前に注意したいポイントがいくつかあります。
開発者登録はほぼ英語
開発者登録は、ほぼ全ての工程が英語で行なわれます。
このため、日本語を使用すると文字化けに悩まされます。
特に普段お使いのAppleアカウントは、氏名や住所情報が日本語で登録されている事と思いますので、そのまま使用すると、画像のように文字化けしたまま登録されてしまうことになり、不都合が発生します。
アカウントページから情報を英語に変更しても、なぜか氏名が反映されないなどの不具合があるようですので、新たにApple IDを取得し、英語で各情報を登録しましょう。
アカウントは3段階
開発者登録を行なうにあたり、アカウントは3段階存在します。
まずは、通常のApple ID。
Apple IDは、アップル社のサービスを利用するためのアカウントで、無償で登録することができます。
iPhoneをPCと初めて同期するときや、音楽やアプリを購入する際に登録することになります。
続いて、開発者登録です。
開発者登録は、Apple IDに対して開発者であるということを紐づけるだけのもので、無償で登録することができます。
開発者登録を行なうと開発ツールであるSDKのダウンロードを行なうことができます。
このステップは、iPhoneデベロッパプログラムを購入する際に同時に行なう事もできます。
最後にiPhoneデベロッパプログラムです。
iPhoneデベロッパプログラムは、年間10,800円と有料のプログラムとなっており、ここまで登録が完了すると、開発したプログラムをiPhoneの実機で動かしたり、アプリを公開することができるようになります。
つまり、開発を行なうだけであれば、通常のApple IDでできるということです。
iPhoneデベロッパプログラムは、有料で1年という期間がありますので、公開予定のアプリが有る程度完成に近づいてから登録することをお勧めします。