実機で確認するためのAdHocビルドを更新する際に注意した方が良いことをメモしておきます。
iPhoneアプリにはバージョン番号を設定する箇所がInfo.plistに用意されています。
非常に基本的なことなのですが、必ずバージョン番号をビルドごとに更新するようにしましょう。
これを変更しておかないと、新しいバージョンのアプリとして認識されず、iTunesからiPhoneへの同期の時にスキップされてしまいます。
同じバージョン番号としてビルドしてしまった場合に同期させるには、手動で前のアプリを消してから入れ直すという作業になります。
まずは同期する前に、iPhoneから前のバージョンのアプリを削除します。
続いて新しいバージョンのアプリのAdHocビルド(.ipaファイル)をiTunesにドラッグアンドドロップ。
すると、置き換えますか?とメッセージが出るので置き換えを選択。
ここでiPhoneをiTunesに接続して同期します。
念のため、iTunesの左側のナビゲーションからiPhoneを選択し、アプリケーションのタブで同期するアプリのリストでチェックが外れていないことを確認します。
チェックが外れている場合は、チェックをONにして、再度「同期」ボタンをクリックします。
公開時にバージョン1.0としてリリースしたいのに、最初からアプリバージョンを1.0にしたままAdHoc版を作ってしまい失敗したメモでした。
ちなみに、プロビジョニングファイル(.mobileprovisionファイル)は、一度取り込んであれば期限が切れていない限りバージョンアップ時に再取り込みの必要はありません。