実機用にアプリをビルド

Provisioning Profileの設定が完了したら、次はいよいよ実機へのビルド作業です。
プロファイルが正しく取り込まれていれば、Xcodeのオーガナイザで開発用のデバイスを接続した時に、デバイスの画面にプロファイルが表示されているはずです。

デバイスサマリー画面の下部にプロファイル等が表示されておらず、ボタンだけが表示されている場合は、ボタンをクリックしてそのデバイスを開発用に使用できるようにします。
プロファイルのリストが表示されているにも関わらず、該当のプロファイルが表示されていない場合は、+ボタンをクリックしてプロファイルを追加します。
これらがうまくいかない場合は、プロファイル登録が間違っている可能性がありますので、確認してみてください。

では、Xcodeでの実機テストの方法です。
まずは、プロジェクトのResourceから、(プロジェクト名)-Info.plistを開きます。

Bundle identifierの設定

Bundle identifierに、App IDとして登録した内容を入力します。
App IDとして * を登録している時は、そのままでも問題ありませんが、実際に公開する際にはcom.yourcompanyのままだと審査落ちしてしまいますので、自分の保有しているドメインなどの表記に変更しておきましょう。
ちなみに、${PRODUCT_NAME:rfc1034identifier}の部分は、プロジェクト名に置き換えられます。
例えば、testというプロジェクトであれば、この部分にはtestと入ります。

他の項目は、公開申請時までに修正しておけば良く、特にここで設定する必要はありません。

続いて、ビルド構成の設定です。
プロジェクト名を右クリックし「情報を見る」を開いてください。

ビルド構成の設定

ここでは、使用するプロファイル(証明書)や、対象とするデバイスの情報を登録します。
まず、変更しようとしている構成がDebugであることを最初に確認しておきましょう。(左上部分)
中身の設定部分では、最低限確認しておくべき項目は以下のスクリーンショットの箇所です。

デバイス実機開発用の構成設定-1

Code Signingの中にあるコード署名IDのAny iPhone OS Deviceの値は、iPhone Developmentを選択します。
登録しているApp IDが複数ある場合は、ビルドしようとしているアプリケーションに応じた正しいものを選択してください。
これを間違えると、Code Sign Errorが発生します。

Deploymentの項目では、Target Device FamilyでiPhoneのみ、iPhoneとiPad、iPadのみのいずれかを選びます。
iPhone OS Deployment Targetで、対応するiOSのバージョンを設定しておきます。
OSバージョンは、初期状態では一番高いものだけが選ばれているようですので、アプリをインストールしたいiPhoneに合わせて設定しておいてください。

デバイス実機開発用の構成設定-2

アーキテクチャの中も互換性に関する部分を確認しておきましょう。
アーキテクチャは、2パターン選ぶことができますが、iPhone 3Gや、iPod touchに対応する場合はStandardのarmv6にも対応しておく必要があります。
ベースSDKは、初期状態のままで問題ないはずですが、ベータ版のSDKなどを使用している場合は、1つ古いものを選ぶようにしてください。

ビルドに入る前に、テスト用デバイス(iPhone)が接続されていることを確認し、プロジェクトウィンドウのターゲットをDeviceに切り替えます。

ビルドターゲットの設定

あとは、シミュレータを使う場合と同じようにビルドを行うことで、実機へのインストールが完了します。
(ビルド前に、クリーニングを行う癖をつけておくことをお勧めします。)

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実機用にアプリをビルド への4件のフィードバック

  1. ryo23 のコメント:

    すみません。
    先日、x-codeのバージョンを3.2.5にアップしたら、
    x-code画面左上のdevice or sumiletorとか選択できていた部分が
    Debugのみしか選択出来なきなってしまいました。

    どこを設定したらいいのでしょうか?
    よろしくお願い致します。

    • jun のコメント:

      コメントありがとうございます。
      バージョンアップしたということで、書かれている現象と合っているかどうかわかりませんが、Base SDK Missingのような文言が出ていませんでしょうか。
      この場合は、本ページの2枚目の画像の部分から、プロジェクトの情報を表示し、各ビルドターゲットの設定で、4枚目の画像のベースSDK設定の部分を新しいものに変更してください。
      最新のSDKでは、最新のiOSバージョンを使うという項目が増えていましたので、これにしておけば次回以降は変更の必要はなさそうです。

      iOS SDK4.2にアップして上記の設定を変更した際、自分の場合はUIKitなどの基本的なフレームワークが赤文字で表示され(見つけられない状態となり)一瞬焦りましたが、Xcodeを再起動することで再認識してくれました。

  2. ryo23 のコメント:

    ありがとうございます。
    よくわからないのですが、
    設定を触ったら表示されできるようになりました。

    アプリ出品ってバージョン上がるたびに
    やり方が変わったりして大変ですね。

    地味に作っていたので、
    再三やり方がかわって大変でした。

    マニュアル読んでもよくわからない。。。

    • jun のコメント:

      うまくいったようで良かったです。
      SDKやOSのバージョンアップに追随するのは大変ですね。
      今までは、なんでこのアプリが有料なの?とか思ってましたが、自分で作ってみて開発者の大変さがよくわかりました(笑)
      マニュアルは日本語版が更新されるようになっただけアップルとしては大きな進歩です。
      細かいポイントも順次解消されるでしょう。(そう思いたい…)

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