複数のMacで開発するにあたり、証明書の扱いに注意が必要です。
Provisioning PortalのCertificateからは、1台分の証明書リクエストのみしか登録できません。
複数のMacを使用したい場合は、まず1台目のMacで証明書の登録を行ないます。
2台目以降のMacには、Provisioning Portalからダウンロードしたファイルではなく、1台目に登録したMacから証明書を書き出して使用します。
1台目のMacのキーチェーンアクセスを起動し、分類の証明書からiPhone DeveloperやiPhone Distributionなどの必要となるキーを探します。
書き出したい証明書を見つけたら右クリックし、「(書き出したい証明書の名称)を書き出す…」を選択します。
書き出す時のフォーマットは「個人情報交換(.p12)」を選択します。
続いて、パスワードを設定します。
ここで設定したパスワードは、2台目以降のMacにインポートする際に必要となりますので忘れないもので、盗用されないために複雑なものにしてください。
書き出した証明書ファイルは、2台目以降のMacでダブルクリックし、パスワードを入力する事でキーチェーンに取り込まれて使用できるようになります。
この記事を読ませていただいたのですが、フォーマットの個人情報交換という項目ができないのですが何かしないといけないのでしょうか?
コメントありがとうございます。キーチェーンアクセス左側の「分類」で「証明書」を選んでから書き出し作業を行ってみてください。分類がすべての項目になっていると、証明書と秘密鍵がバラバラに表示されるため、うまく書き出しができません。
備忘録を拝見し、勉強させていただいております。
キーチェーンアクセスの左側の分類で「証明書」を選び、書き出したい「証明書」を右クリックしたのですが、フォーマットのプルダウンメニューの中の「個人情報交換(p12)」が選択できないのですが・・・。
最初に証明書をリクエストしたMacが壊れてしまったことから、新しいMacでiPhone Dec Centerにログインして再度証明書をダウンロードしてキーチェーンにとり込んだのですが、これがp12の書き出しができない原因なのでしょうか。
ご教示いただければ有難く存じます。
遅くなってしまい申し訳有りません。
左上のキーチェーンの項目ではログインを選択していないとp12での書き出しができません。
システムが選ばれた状態で書き出しをしようとすると、p12が選択できない状態でダイアログが表示されます。
遅い返信で通りすがりの者が失礼します。
証明書を作成したMacで個人情報交換を選ばなければなりませんので、別のMacでログインしてダウンロードしたものや、USBにバックアップしていた証明書は使えないようです。
初めに証明書を作成したMacでないと個人情報交換は使えないようですので、新たに作るしかないかもしれません。
ピンバック: プロビジョニングファイル作成から実機転送手順 | suusuke - blog
ピンバック: アイフォンアプリiPhoneを作るときに複数台のMacで開発するときに証明書の認証をどうすれば良いのか? | EnjoygoodTownBlog
この記事、大変参考になりました。
p12の書き出しが選択できなく、ひっかかりました。
このQ&Aで書かれている通り、キーチェーンアクセスの左側のダイアログボックスで、「キーチェーン」→”ログイン”「分類」→”自分の証明書”をしっかり選択するとp12の書き出しができました。
コメントありがとうございます。
現行のXcodeでは、オーガナイザから全てのオペレーションが可能になっています。
キーをまとめてエクスポートし、その際に設定したパスワードで別のMacのオーガナイザからインポートするという手順です。